Jおじの三脚について

三脚・カメラバッグなどの撮影補助機材

写真のブログを書いていて、自分が持ってる機材について説明をあらかじめ書いておかないと色々と話が通じ難いと言うことに最近になって気が付きました。そこで今回は、すでに時々写真にも登場している三脚についてご紹介したいと思います。

マンフロット055とハスキー雲台

Jおじが使っている三脚はマンフロットの055CXPRO3カーボンの旧型です。そして上に乗るのはハスキー雲台です。三脚はヤフオクで、雲台はハードオフでそれぞれゲットした正真正銘の中古品です。

マンフロットの旧型三脚はこの部分が特徴的なのですが、全長が長くなるので現行モデルでは撤去されて、引き出しタイプに改められています。

三脚選びの沼

三脚選びは「沼」と言われる程難しく、それには理由があり、三脚選びには明確な正解が恐らく無いです。

基本的に、三脚は重くパイプが太く頑丈なものであるほど重いレンズを乗せてもブレず、突風で倒される危険性も減り、撮影には適しています。戦車をコンクリートで固めたような安定感がある三脚がベストです。

しかし、風景写真を撮影したいとなると山河を三脚を持って移動しなければなりません。そうなると今度は小型軽量の方が持ち運ぶのには適しています。そもそもあんまり重い三脚だと持ち出すのが億劫になり、結局使わなくなってしまいます。この相反する2つの要求をどこでバランスさせるのか? ここで多くのカメラマンが哀しみにぶつかり、霧の中さまよい、沼にハマってゆくのです……

Jおじはマンフロット055カーボンを何故選択したのか?

Jおじは風で倒されるのは極力避けたかったのと、三脚使ってブレるのは嫌だなと思ったのでマンフロットのラインナップでもパイプ径が太めで大型の055にしました。また近所のハードオフに055のアルミモデルが売っていたので手にしてみて「これを持って移動するのはキツイ」と感じたので旧型ですがカーボンモデルをチョイスしました。

失敗したと感じたのは、3段モデルなので雲台と合わせると全長が縮めても80cmくらいになり、入る三脚ケースがほとんど無い点です。

なのでお値段の高いマンフロットの三脚ケース(パッド入り)を買う羽目になりました。大型三脚だとマンフロット以外にケースはほぼ選択の余地が無い様な気がします。初めて買う三脚だったのでケースにまで気が回りませんでした。

ハスキー雲台について

風景写真や鉄道写真ではド定番なので使われている方も多いと思います。比較的大きい雲台だと思うのですが、定番品だけあって扱いやすいですね。サイズが気にならないのであればオススメです。

TS-E 三脚アダプター

EOS RPはレンズマウントが底ギリギリまで来るので、こういったアダプターを使ってカメラと雲台の間に隙間を作らないとレンズが雲台に接触します。キットレンズのRF24-105mm F4-7.1 IS STMはレンズ底辺部が接触しても固定は出来るので一応アダプター無しでも撮影は出来ますが、使い続けていると変な力が加わりレンズマウント部分を壊してしまいそうだったのでこのアダプターを導入しました。因みに、キヤノン純正品です。

アルカスイス互換タイプのクランプを使いカメラと雲台の間に隙間を作るという方法も考えたのですが、調べてみるとハスキー雲台にミラクルフィットするクランプが少なく、有ってもお値段そこそこする感じだったので、最終的にこれに落ち着きました。

それはそうと、この記事の写真は全てCanon RF24-105mm F4-7.1 IS STMで撮影しています。F値高いのでボケは捨てたレンズだと勝手に解釈していましたが、結構円満なボケ方をしますね。気に入りました。

三脚選びは難しい

三脚は下手したらカメラ本体より選択が難しいと思います。例えば重さをどこまで許すかなど、使用者本人の裁量による個人差が大きく、明確な判断基準にも乏しい気がします。Jおじは割と鉄板構成で三脚を選びましたが、マンフロットのもうひと回り小型軽量な三脚である190Go!でも良かったのではないかと今だに考えます。

色々気にし始めたら三脚選びは本当にキリがないです。

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