甲府市にある万年山大泉寺は武田信玄の父親である武田信虎の菩提寺です。大河ドラマの『武田信玄』を観ていた方は何となく覚えているかもしれませんが、実は武田信虎は信玄より長生きしています。
信玄没後は信州高遠城に居候し、ここで信虎三男の信廉(つまり信玄、信繁の弟)に描かせた肖像画が寺宝として残されており、国指定の重要文化財になっています。因みに、今日は珍しく信虎肖像画が公開されておりました。
武田信玄誕生500周年
2019年は武田信虎が甲府を開府し500周年でしたが、今年は信玄公誕生500周年です。コロナ禍でなければ沢山のイベントが行われていた筈なのですが、山梨県最大の祭りである「信玄公祭り」も残念ながら今年は中止。事情が事情なので仕方ないのですが、やはり寂しいですね……
時代を感じさせる山門
山門には大きく「萬年山」と書かれています。
お寺の略歴が書かれているのですが、看板が古く文字が部分的に読めなくなっています……
参道
周りの木々に覆われており、昼なお暗きといった感じです。参道はかなり古い時代に作られたものという印象です。
神社でよく見かける手水舎(てみずや)ですが、お寺なのに何故かありました。
信虎の霊廟
信虎公の霊廟です。風林火山は信玄が掲げた旗印なので信虎は全く関係ない筈なのですが、まあ武田といえば風林火山なので、細かいことは気にしない事にしましょう。
霊廟の周りにはこの様な仏像が沢山ありました。
お寺の紅葉
これを見に来た。
ピークではないですが、本堂近くは結構紅葉しています。
信虎公の肖像画が公開中なので、人が多かったです。
紅葉は続く
紅葉している木々がある一方で、緑色のモミジもあるので紅葉のピークはこれからだと思います。
今日は久しぶりにニコンD7200で撮影しました。こうして見てみるとやはりニコンとキヤノンでは色彩が異なる様に感じます。EOS RPとの比較になりますが、意外にもニコンD7200の方がコントラスト強い印象です。
地図
Google Mapのナビは正確ではないので、お越しの際は地図でしっかり確認したほうが良いです。
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